記録設計2026.08.17

FXトレード記録の書き方|実戦で残す10項目と記入例

トレード記録は、損益だけでは次の判断改善につながりません。この航海日誌では、エントリー時点で分かっていた事実と予想、Entry・SL・TP、決済後に初めて分かる結果を分けて残します。ここでは、現在保有中のNo.001 GBP/NZDショートを記入例にして、毎回使う10項目をまとめます。

1. エントリー前に残す3項目

最初に、上位足を含む環境認識、エントリーを検討した理由、シナリオが成立する条件を残します。チャートの形という事実と、今後こう動くという予想は別の文章にします。

No.001では、日足をレンジのような状態と認識し、4時間足の三尊、200EMA付近の反応、ネックライン下抜けを確認事項として記録しました。下降3波になるという見立ては、確認した事実ではなく自分の予想として分けています。

  • 1. 環境認識
  • 2. エントリー根拠
  • 3. シナリオ成立・無効化条件

2. 注文時に残す4項目

注文時には、Entry・Stop Loss・Take Profit・想定リスクリワードを同時に記録します。Stop Lossは都合に合わせて広げるための数字ではなく、最初の見方が崩れる位置として扱います。

No.001の記入例は、Entry 2.29858、SL 2.31652、TP 2.24535、想定RR 1:2.97です。現在も保有中なので、ここに書くのは当初の計画だけであり、実現した損益やRではありません。

  • 4. Entry
  • 5. Stop Loss
  • 6. Take Profit
  • 7. 想定リスクリワード

3. 決済後に残す3項目

決済後は、実際の結果、良かった判断と間違えた判断、次回に一つだけ実行する改善を追加します。勝ちだから判断も正しかった、負けだからすべて間違いだった、とは評価しません。

保有中のNo.001では、この3項目はまだ書けません。決済価格・損益・実現Rを確認してから追記し、最初に残した計画は削除しない方針です。

  • 8. 決済結果と実現R
  • 9. 良かった点・間違えた点
  • 10. 次回の改善

4. 毎回使う記録テンプレート

記録を続けるには、毎回同じ順序で書ける形にしておくことが重要です。未確認の欄は推測で埋めず、未記入または保有中と表示します。

  • 環境認識:上位足と現在地
  • エントリー根拠:確認した事実
  • シナリオ:予想と無効化条件
  • Entry:実際の約定価格
  • SL:見方が崩れる価格
  • TP:利確を予定した価格
  • 想定RR:注文時点の比率
  • 結果:決済価格・損益・実現R
  • 評価:良かった点・間違えた点
  • 改善:次回に実行することを一つ
本記事は個人の学習・取引記録であり、投資助言や利益を保証するものではありません。FXには元本を上回る損失が生じる可能性があります。